☆ソフトバンク v.s. ★西武(7回戦・福岡ヤフオクドーム)
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西武
00000 0012 380
福岡
11021 000× 590
勝利投手:攝津 正(1勝0敗0S)
敗戦投手:カスティーヨ(2勝3敗0S)
  DAZN
◆ソフトバンクが連敗を4で止めた。ソフトバンクは初回、松田の適時打で幸先良く先制する。その後は、2回裏に柳田が適時打を放つと、4回には中村晃の2ランが飛び出しリードを広げた。投げては、先発・攝津が5回無失点で今季初勝利。敗れた西武は、終盤に3点を返すも及ばなかった。

◆西武金子一輝内野手が、プロ5年目で初安打となる初本塁打を放った。  プロ初打席となった7回は、代打で加治屋に空振り三振。4点を追う9回先頭で再び打席が回ってきた。ソフトバンク森の初球、高め149キロを振り抜き、左翼席最前列へ放り込んだ。  「まさか入るとは」と、自分でも驚いた。ボールはファンの好意で手元に戻ってきた。「やはり、父と母に渡したいです」と口元をほころばせた。ただ、最後は「自分は1発を打つバッターではありません。今まで積み上げたバッティングをし続けるだけ。1本、ヒットを打っただけだと思うようにします。とにかく、ヒットをたくさん打てるバッターになりたい」と、本塁打にも浮かれることなく話した。  辻監督は「積極的に振った結果だね。1打席も三振したけど、雰囲気はあったので、(9回も)代打よりも、もう1回打たせようという気になった。自信にして欲しい。またチャンスはあるでしょう」と、敗戦の中にも明るい話題を喜んでいた。

◆ソフトバンク摂津正投手が5回無失点の好投で、618日ぶりとなる今季初勝利を挙げた。  お立ち台ではインタビュアーから「この思いを誰に伝えたいか」とマイクを向けられると「たくさんの...」で下を向いて目頭を押さえるシーンも。再び顔を上げ声を振り絞って「(2軍の)筑後で『頑張って』『1軍で待っています』。その言葉が原動力になっています。本当にありがとうございました」と頭を下げた。  初回に1死二塁のピンチを迎えるも、西武浅村を空振り三振、4番山川を宝刀シンカーで三ゴロに打ち取って無失点に抑えた。5イニング中4度も得点圏に走者を背負った投球だったが、「内容は良くなかったですけど、何とか粘ることができました」と5回無失点で投げきった。継投陣がきっちりつないで2016年9月11日西武戦(ヤフオク)で白星を挙げて以来、2季ぶりの白星をつかんだ。  昨年は6試合に先発も勝ち星に恵まれず。今季は開幕から2軍生活が続き、ここまで7試合で2勝0敗、防御率3・08。右前腕の張りで登録抹消した千賀の代役として、出番がまわってきた。

◆ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(22)が両打ちだったことを明かした。  この日、交流戦に向け投手陣が今季初めて打撃練習を行った。左打ちでティー打撃をしていたが、いざ打撃ケージに入ると右打席に。ほかの投手陣から「え~! ティト(モイネロの愛称)右打ちなの??」と驚きの声があがった。  右打席で器用にバントし、強烈なフルスイングから強い打球も放っていた。NPBや球団が発表しているプロフィルは「左投げ左打ち」だと通訳が伝えると日本語で「ホント!」と驚き「右でも打てるよ。両打ちだよ」とスイッチヒッターであることを明かした。キューバでは野手経験もあり、右打席でも試合に出ていたという。  セ・リーグ本拠地での交流戦は9試合。中継ぎ投手のモイネロに打席がまわってくるか楽しみだ。

◆首位の西武が2連敗を喫した。  先発カスティーヨが4回1/3、8安打5失点で3敗目。最速154キロと球に力はあったが、高く入ったところを打ち返された。  打線はソフトバンク摂津にてこずり、5回まで投げきられた。8回にメヒアの右前打で1点を返し、9回には金子一のプロ初本塁打となるソロと、山川の適時二塁打で2点を加えたが、そこまで。  辻発彦監督は打線の消極的な姿勢を指摘した。「嫌な予感が当たった。(摂津に)のららりくらりと投げられ、点を取れなかった。(打線は)らしくなかったね。やっぱり、勝ててないのもあるけど、選手がちょっと違う。いつもの積極性がない。見ていったりして。源田や金子(侑司)には言ったけど、普通ならカウント3-1からもガンといっていたのが、大事にいってね。粘りはしたけど」と話した。  終盤の追い上げには「最後に積極的にいって、ヒットでつながった。それで勝ってきたんだから」と評価した。

◆ソフトバンクは日本ハムから金銭トレードで移籍した市川が、摂津の2年ぶり勝利を後押しした。4-0の五回に自身3年ぶりの三塁打で1点を加え「なかなか打てなかったので、精神的にも大きな一歩になった」と喜んだ。  配球面ではカーブが本調子でないと摂津から言われたそうだが「対戦相手だった時に直球とカーブの速度差が嫌だったので、勇気を持って要求した」と、してやったりだった。

◆西武のプロ5年目、金子一がプロ初安打となる本塁打を放った。代打で登場した七回のプロ初打席は空振り三振に倒れたが、九回の先頭打者で森から左越えにアーチをかけた。「とにかく思い切っていこうと打席に入った。本当にうれしい」と喜びがにじんだ。  神奈川・日大藤沢高から2014年にドラフト4位で入団した。本塁打のボールは両親に贈るそうで、「自分は一発を打つ打者ではない。まだ1本ヒットを打っただけ」と浮かれることなく話した。

◆西武のプロ5年目、金子一がプロ初安打となる本塁打を放った。代打で登場した七回のプロ初打席は空振り三振に倒れたが、九回の先頭打者で森から左越えにアーチをかけた。「とにかく思い切っていこうと打席に入った。本当にうれしい」と喜びがにじんだ。  神奈川・日大藤沢高から2014年にドラフト4位で入団した。本塁打のボールは両親に贈るそうで、「自分は一発を打つ打者ではない。まだ1本ヒットを打っただけ」と浮かれることなく話した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
251500.625
(↓0.016)
-
(-)
103222
(+3)
161
(+5)
40
(+1)
49
(+1)
0.277
(↓0.001)
3.73
(↓0.05)
2
(-)
日ハム
231900.548
(↓0.013)
3
(-)
101144
(-)
151
(+2)
41
(-)
26
(-)
0.225
(↓0.003)
3.43
(↑0.05)
3
(-)
福岡
221900.537
(↑0.012)
0.5
(↑1)
102181
(+5)
154
(+3)
50
(+1)
25
(-)
0.26
(↑0.001)
3.71
(↑0.02)
4
(-)
ORIX
202210.476
(↑0.013)
2.5
(↑1)
100150
(+10)
164
(-)
32
(+2)
25
(+1)
0.23
(↑0.005)
3.6
(↑0.08)
5
(-)
ロッテ
192100.475
(↑0.013)
0
(↑1)
103171
(+2)
175
(-)
17
(+1)
45
(+1)
0.251
(↓0.002)
3.98
(↑0.1)
6
(-)
楽天
142710.341
(↓0.009)
5.5
(-)
101128
(-)
191
(+10)
33
(-)
19
(+1)
0.228
(↓0.001)
4.32
(↓0.14)